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祖母に元気をくれた薬剤師さん

祖母が足を骨折して入院していた頃の話です。

わたしの祖母は、神戸の北区のとある田舎に住んでいます。
毎日畑仕事にせっせと励んでいた祖母ですが、ある日畑で作業をしていて足を滑らせ、骨折をしました。
祖母は農作業が好きで、骨折する前は毎日畑に出ては野菜の苗を植えたり、草をとったりしていました。
ところが大怪我をしてしまって、今では入院生活を送る毎日です。

今は骨折した日から2週間ほどたっていることもあり、普段は痛みは感じないそうです。
でも、動くことができないので退屈で仕方がない、と言います。
先日私が病院へお見舞いに行ったときも、一日のうち数時間はテレビを観るけどそれ以外は何もすることがないと言って嘆いていました。

そして動けないので食欲もないそうで、食事もあまり食べない状態が続いていました。
そのため体は痩せ細る一方で、手足も次第に細くなっていっています。
これでは骨折が直っても、衰弱して立つこともできなくなってしまいそうです。

そこで祖母の気持ちを明るくしようと、あれこれ考えました。
そして思いついたのが、折り紙です。
祖母はもともと手が起用で、私が小さいときに色んな折り紙を折ってくれました。
それでそのことを思い出して、また折り紙を折る楽しさを感じてもらおうと思ったのです。

早速文房具店で、色とりどりの折り紙を買って祖母のところにもって行きました。
ところが祖母はもうすでに折り紙をしているではありませんか。
「おばあちゃん、その折り紙どうしたの?」と聞くと「学生さんからもらった」と答えました。

何でも看護学生さんが実習に来られて、祖母に折り紙を勧めてくれたのだそうです。
それで昔よく折っていたことを思い出して嬉しくなった祖母は、張り切って折り始めたようでした。

先を越された感じがしたけど、その学生さんのおかげで祖母はすっかり明るくなりました。
その日は私が持っていた折り紙も使って、色んなものを折っていました。
その日から、入院中に鶴を千羽折るのだと張り切っていました。

そうして千羽の鶴が完成するころ、祖母が元気になって退院することができました。
でも、痛みはまだあるようで、しばらくは病院通いが続きそうです。

また元気がなくなるかな・・・と思っていましたが、調剤薬局の薬剤師さんと、とっても仲良くなったよう。
話を聞いてみると、最近こちらの転職サイトを利用して、この薬局に働くことになったばかりなんだそうです。
薬剤師 求人 神戸
とっても人柄の良い薬剤師さんのようで、薬の待ち時間にいつも声を掛けてくれて、世間話を付き合ってくれると聞きました。

痛みも取れて、また元気になって畑作業をする祖母の姿が見られることを祈ります。